Shirley MacLaine
おそらくは、彼女も“私を映画好きにした犯人グループ”の一人。
深夜映画で見た「あなただけ今晩は」は、
中学生の私に映画の素晴らしさを教え、
その後人生感を大きく変えてしまうこととなりました。
そこには彼女の存在抜きには語れません。
シャーリーは、タイトルロールのイルマを可愛く演じており、
彼女の黒い髪、黒い瞳が日本人の私にはたいそう親近感をわかせました。
“気のいい娼婦”というのが、彼女の得意とする役ドコロでした。
ま、美人でなく親しみやすい風貌から
“気のいいオンナ”なイメージがあるのでしょう。
親日家としても有名で。
日本に長く住んでいたこともあり、
娘(日本語堪能!)にサチコと名付けています。
親日家のダンナプロデュースの「青い目の蝶々さん」では、
日本人芸者になるなど、ムチャもありますが、
なかなか魅力的な女優さんです。
しかし、後年、おばはん度があがるにつれ、
ある種、魅力大爆発というか、大暴走。
“リインカーネーション”に関する本を書いて、
それをドラマ化。
なんでも、一休サンの嫁だったそうです。
ま、歌えて、踊れて、口が達者なかわいいオバハン。